年末に、家族４人で北海道を旅行しました。今回は、４泊５日の旅の最終日・５日目のレポをしたいと思います。
この日は、夕方に新千歳空港から神戸行きの便に乗って帰るのに合わせて、空港の近場で観光を楽しみました。クラーク博士の像を見に行ったり、すみれの味噌ラーメンを頂いたり、なんだかんだで北海道観光らしいことができました（＾＾）
小2の息子と幼稚園の娘は、ノーザンホースパークで馬におやつをあげたり乗馬体験をしたりできたのが１番楽しかったと喜んでいました。馬の美しさに目覚めたのかな？
パパがどうしても行きたかったところ
朝もはよから、宿泊していたホテルをチェックアウト。「北海道に来たならばどうしても行かなければならないところがある！」と、夫の豆夫さんがこの日真っ先に母さんと子ども達を連れて来たのが、羊ヶ丘展望台。
ここには、ご存知「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士の像がありました。
実は旅行の前に、母さんは夫の豆夫さんから北海道出身の作家・小檜山博（こひやまはく）さんの小説「地の音」を読むようさりげなく勧められていたんです。今から遡ることおよそ20年程前。若かりし豆夫少年がいたく感動したというその本は、戦後の貧しい時代が舞台。農村出身の主人公が、家族を犠牲にしてまで都会の高校に進学し、そこで寮生活をおくるという…。
まぁ面白い小説だったので最後まで一気に読んでしまったのですが、案の定ズシリとしたお話でした。
…この小説を読んだ人は、それぞれにその人なりの感想を抱くことと思われるのですが。私の場合は、ズバリ、率直にこう思いました。「子どもにバリバリ勉強させてあげたいわ～～～～！！」（自分が勉強したい、ではないところがミソ。汗）
からの、クラーク博士の像です（＾＾）
「大志を抱いて勉強せぇよ。」
そんな親の願いが子ども達に届いたかどうかは分かりませんが…。
親子で思い出の記念写真を撮りました。これは、三脚を使ってタイマーをセットして撮った写真です。（三脚は、神戸からわざわざ担いで持ってきましたｗ）
遅れて来た息子きんとんは満面の笑み。父は怒り顔（あぁっ、もう遅れてっ！）、妹はしたり顔（お兄ちゃんたら、またやってるわ）、母は目を閉じている、という残念な写真となっております。
気をとりなおして。（汗）
展望台は楽しいところでしたよ～。足湯があったり…。
氷柱を見つけて遊んだり…。
予定よりものんびりと長居してしまいましたが、お腹が空いてきたので街に降りることになりました。
すみれの味噌ラーメン
母さんと息子のきんとんは、塩ラーメンが大好き。でも豆夫さんの「すみれは味噌ラーメンが美味しい。味噌一択でしょ。」の一言で味噌を注文。
…したのですが、黙って味噌と塩のやりとりを聞いていた妹のダテマキがしれっと塩ラーメンを注文。
「すみれの塩ラーメンすごく美味しい。味噌はお肉がそぼろみたいで食べにくそうだけど、塩はチャーシューとかまぼこが乗っていて幸せ～」なんて、のたまうではないですか。
ぬ、ぬわぁに～～！？
味噌ラーメンは確かにこっくりとして美味しかったのですが、微妙に損した気分になった息子と母だったのでした。
ノーザンホースパークで
馬とのふれあい
だんだんと、帰りの飛行機の時間が近づいて来ます…。旅の最後に、新千歳空港からほど近いノーザンホースパークを訪れて、美しい馬達と出会うことができました。
大人しくて優しい目をしたいい子達でしたよ。
うれしそうなダテマキ。
こちらパークの方が撮った写真。さすが、考えつくされた構図だわ～プロの仕事よ～これは！ということで、思わず購入してしまいました。
兄きんとんも、ずっと乗っていたいくらい楽しかったそうです。これが素人が撮った写真。
こちらがプロの写真。うぅ～む、やっぱりこっちの馬のほうが立派に見えるわぁ。心なしか、子どもの顔も賢そうに見える！ということでこれもお買い上げ。
思わぬ出費になりましたが、おじいちゃんおばあちゃんへのいいお土産になりました（＾＾）
館内に入ってみると、かわいい馬のベンチがありましたｗ
ここでも乗馬。（乗木馬？）
ハッピー ポニーショーの練習風景です。ポニーもお姉さんも楽しそう。でも、こんな芸ができるようになるまでは大変だったんだろうな～。すごいな～。
最後に、きゅう舎に入って馬さん達と会って来ました。
じ～っと見つめるダテマキ。
なんか分かるよ。馬ってとっても美しいもんね。
こっち向いてくれないかな…。
また来るよ北海道
ノーザンホースパークで、わずかな時間でしたが馬さんとふれあうことができました。子ども達は、馬の生命力が伝わったのか「すごく楽しかった～」と喜んでいました。
やっぱり美しいものを見るって、大事なことなんだな～…。美しい馬さんを憧れの眼差しで見つめてきた子ども達の目が、普段の2割増しくらいにキラキラ輝いていましたよｗ
やっぱり美しいものを見るって、大事なことなんだな～…。美しい馬さんを憧れの眼差しで見つめてきた子ども達の目が、普段の2割増しくらいにキラキラ輝いていましたよｗ
そして新千歳空港に４日ぶりに戻って来ました。
空港内の銀座ライオンで夕食。きんとん、ジンギスカンの匂いを深～く吸い込んでくしゃくしゃの顔をしております。
実は、この日の前の夜に札幌のジンギスカンのお店に家族で行ったのですが、きんとんただ1人調子が悪く彼だけ羊のお肉を食べることができなかったのでした。（汗）
おそらく、連日はりきりすぎて疲れが出たのかもしれません。幸いなことに、翌朝からまた元気になったのですが…「僕もジンギスカン食べたかったな～」と、言っていて。
北海道をたつギリギリに、その願いは叶えられたのでした（＾＾）
銀座ライオンの人気メニュー・石焼ジャーマンポテト。これ全部ポテトなんて夢のよう♪
空港では、思い残すことがないように写真を撮ったり、お土産を買ったりしました。
母さんが好きな映画「探偵はBARにいる３」のポスターを発見！「ほらほら！松田龍平と大泉洋の真ん中に立ってねっ。そうそういい感じ～」と、自分の代わりに無理やり娘を立たせたら…。（悪い親です）空港でゲットした納豆スクイーズを手に、思いっきりちょけた顔をされました。おかげで、最後の最後にシュールな写真が撮れましたよ…。
そして帰りの飛行機の中。イヤホンをいたく気に入ったダテマキが、神戸空港にそろそろ到着、というときに「私、3月のお誕生日にこれと同じのが欲しいな。」と小さな声でそっと打ち明けてくれました。
（でもこれは、大人が使うものできっと高いよね。ダメだったらいいんだけど…。）という心の声が聞こえてきて、キュンとなりました。
それに対し「あ、それタダでもらえるヤツだから持って帰りなよ」と、即答した母さん。よかれと思って教えてあげたはずが…。
娘は「えっ…」と一瞬戸惑いの表情を見せたのでした。
母の心ない一言によって、自分の中で価値ある宝石だと思っていたものが石ころくらいの値打ちだと知らされた娘。その顔には小さな悲しみが所在なげに漂っていました。そしてすぐに取り繕うかのように「そうなんだ、ラッキー…。」と、喜ぶそぶりをした娘。けなげ。（空気読めない母さんでごめんよ。）
かくして私達家族の北海道旅行は、微妙な感じで幕を閉じたのでした。
あ、その後ですが、娘の誕生日プレゼントは「やっぱりプニジェルがいいわ♪」と普通の女の子向けのオモチャに落ち着きました。プニジェルとやらで楽しい思い出をつくれたらいいなと思っています。
は～やれやれ(;^_^A ←オマエがな！
いろいろありましたが、以上、冬の北海道旅行☆5日目のレポでした。ここまでお付き合いいただきありがとうございました！！
この家族旅行を振り返って思い出すのは、なんだかんだ言ってやっぱり雪。雪道です。
とにかく旅の間、雪はずっと降ったりやんだりしていました。冬の北海道と雪は切っても切り離せない関係にあるんだな～と、つくづく実感。
時には雪で危ない目にあったりもしましたが、それにめげないで北海道の海の幸・山の幸を求めて行ったり来たりした旅行は、刺激的でとても楽しかったです。
こんな雪に
あんな雪。いろいろありました。
雪は清潔で圧倒的。そしてとても美しかったです。
雪に弄ばれ続けた５日間が、今は遠く懐かしいです。
雪と食べ物（主にカニ）にとりつかれて、再度冬の北海道を訪れたときは、またレポしたいと思います。それでは、また（＾＾）
お土産のルタオのチーズケーキ。
「やっぱり家が一番や～～」←コラ！
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