2018年1月16日火曜日

冬の北海道旅行☆苫小牧でバンガロー泊

年末に、家族4人で4泊5日の北海道旅行を楽しんできました。神戸に住んでいて、5才と8才の子どもがいる我が家。12月の北海道、しかもレンタカーで移動。そんな予定で大丈夫か心配でしたが、なんとか無事に帰ってきました。

今回は、旅の1日目・支笏湖(しこつこ)観光からの~苫小牧でバンガロー泊!までのレポをしたいと思います(^^)






12月の北海道は
アナと雪の女王の世界



神戸空港から新千歳空港へ向けての朝の便を利用した私達家族4人。飛行機の窓から見えた北海道の大地は、すっかり雪景色。午前中なのに夕方のような薄暗さで、まるで時差のある異国の地に着いたような気がしました。(大袈裟!?)




そしてたまたまかもしれませんが、私達が旅行している間ずっと、札幌をはじめとする道央エリアは一日中雪が降ったりやんだりしていました。もちろん道路という道路は、ほぼ雪道。

我が家はレンタカーを利用しましたが、雪道に慣れていない方には決してお勧めできません。夫の豆夫さんが、神戸に住んでいながら、たまたま雪道に慣れていたのと運転が好きということで、車での移動にチャレンジしたのですが…。

山の中ならいざ知らず市街地ですら、急に吹雪いて来た~!?と思えば前からバスが!しかもそのタイミングで横から除雪車が!なんてことがあったりして、まさに命がけの旅行でした。

でも、不思議なんです。もう冬の北海道を車で移動なんて馬鹿なことはすまい!!と固く誓ったはずなのに、旅行を振り返って真っ先に思い浮かぶのはあの雪道。特に、雪の積もった白樺がいつ果てるともなく続く真っ白な道なんてもう…。まるでアナと雪の女王の世界で、忘れられないんです!!






雪道の長距離運転。全くお勧めはできませんが…雪は清潔で圧倒的で本当にきれいでした。



12月の支笏湖へ…
何しに行ったんだ!?



アナ雪ロード(勝手に命名)をひた走り、まずはじめに私達が向かったのは支笏湖(しこつこ)。

支笏湖と言えば、まずその透明度が有名ですよね。日本最北に位置する不凍湖でもあり、周囲約40キロメートルにもなるゆったりとしたカルデラ湖。

ここは、遊覧船でのんびり楽しんだり、カヌー体験をしたり、湖畔レジャーを満喫できる素敵な観光スポット(^^)

そう、冬場以外は!!

今回私達が見た支笏湖は、雪で灰色。もちろんカヌーなんてできるわけありません。レジャーどころか周りの飲食店やお土産屋さんも、ほぼほぼ閉まっていました。

事前に「冬の支笏湖観光」をヤフー知恵袋で検索しまくりましたが、アンサーは8割方「やめておけ」。残り2割が「レジャーはできないよ。雪道危険だよ。でもホテルや旅館にずっと缶詰で温泉三昧ならありかも」といったところでした。

それでも、時間が余っていたのと好奇心でちょっと寄ってみたんです。そうしたら…駐車場に着いて車から降りたとたん雪、雪、雪が目の前に。降っている雪、積もっている雪、階段の手摺の上にも雪、誰も踏んでいない雪……。子ども達はそのまま雪にかぶりつく勢い!!大喜びでした。







肝心の湖は、案の定、雪で視界が悪く1分も見たら十分でしたが…。




目の前の支笏湖ビジターセンターの中が充実しており、そこで思いがけず楽しい時を過ごすことができました。




私達の他には、外国人観光客の方がちらほらいるばかりだった支笏湖ビジターセンター。




珍しい丸型ポストを発見。




中に入ると熊がお出迎え。




支笏湖に生息するお魚も見られます。




さらに支笏湖の周りの自然を、楽しく学習できます。





支笏湖の模型もありました。四万年前の支笏火山の噴火に始まり、周辺火山の噴火が続いてこんなひょうたん型のカルデラが形成されたそうです。そこに水が溜まって今の湖ができたという…。

勉強になりました、というか自然ってすごいわぁ~、というかこんなカルデラ湖がゴロゴロある北海道ってどんだけ~~!?大変なところに来たわよぉ~~っと感激しまくりましたです、はい。

動物のはく製も数多く展示されていましたよ。



子どもから…




大人まで…楽しませて頂きましたw

冬の支笏湖。何しに行ったんだ~~と言う感じでしたが、雪で思う存分遊べたので、ある意味レジャーを満喫できました(^^)それに、センターで支笏湖の歴史や自然環境を楽しくお勉強できましたしね。シーズンオフだからかな、空いていたおかげでほとんど貸し切り状態。のんびりすることができ、とてもよかったです。



オートリゾート苫小牧アルテン



キャンプが大好きな私達家族。春・夏・秋と海や山でテントを張ったことはありますが…冬はまだ未経験なんです。

冬の北海道でキャンプができたら最高だろうな~でも現実的には難しいな~ということで、まずは冬の北海道のオートキャンプ場で、バンガロー泊にチャレンジすることになりました(^^)





イオンで夕食の買い出しをして…。




中のビックボーイでランチを頂いて…。(北海道はビックボーイが多かったです!)




コメリで薪をゲットして…。




やっと到着!オートリゾート苫小牧アルテン!




またまた丸型ポスト。

後から調べて分かったのですが、北海道は小樽を中心に、旧式である丸型ポストの保存に積極的なんだそうです。街の景観のために、わざわざ新しく丸型を導入しているところもあるそう。

この昔ながらの丸型、レトロな感じでいいですよね。今の四角いポストと比べて、雪が積もりにくそうで北海道の雰囲気にぴったりな気がします。




若干話がずれてしまいましたが、閑話休題。ここ苫小牧アルテンはすごいんですよ~。キャンプ場の他に、9人対応のキャビンから6人対応のログハウス、私たちが利用した4人対応のバンガローなどなど…宿泊施設が充実しているんです。

しかも天然温泉もあって、チケットを購入すれば何度でも入れます。これはありがたいですよね~。

なんですが、さすがに12月のこの時期。私たちの他に宿泊される方はほとんど見受けられませんでした…(汗)

しかし!雪の中で3つほどテントを発見!中には小さいお子さん連れのファミリーキャンパーさんもおられて…すごいな~~!!設営撤収に防寒対策、どうされているんだろう!?ものすごくうらやましかったです(^^)




さて、一方私達が利用させて頂いたのはこのバンガロー。




ロフトタイプのお部屋に、子ども達が大喜び♪上は子どもの秘密基地状態になりましたよ。




ストーブとテレビが備え付けてありました。




流しから見える景色がいい感じでしたよ。雪と白樺!




寝袋持参。




バーナー持参で、頑張って重い荷物を引きずってきた甲斐がありましたw




いい感じの背景で写真を撮るのが楽しかったです(^^)




さて、写真も撮ったし荷ほどきも終えて落ち着いたところで、この日のメインイベントは、雪中焚火!!




「ほら、くまちゃん見てごらん。焚火は初めてだよね。あったかいね。楽しい?」





「いい夢見てね♪」


雪中で焚火をするために、わざわざ神戸から苫小牧まで焚火台をえっちらおっちらカート持参で引きずって来た父。そして、ただでさえ荷物が多いのにリュックにお気に入りのクマのぬいぐるみを詰めてきた息子。「くまちゃんに雪を見せたいねん!」

この父にして、この息子あり…。

男2人、それぞれ夢を叶えて至福のひとときを過ごすことができたようです。




夜が明けて、気温はマイナス5.3度。




何の足跡かな??




どこを見渡しても景色が雄大で美しすぎる…。




朝から雪ではしゃいでいたダテマキ。ぐらついていた乳歯が抜けて、雪の中へ消えて行ったそうです(汗)




「ママ!ここのキャンプ場めっちゃいいよ!雪かきタダでさせてもらえるねん!!」

朝から1時間以上あてもなく雪かきしていたきんとん。不憫(汗)




昨晩の夕食はカップラーメン、朝はパンという粗食でしたが…胸いっぱい元気いっぱい。




ちなみに、ここオートリゾート苫小牧アルテン。場内がとにかく広い広い。魚釣りができる川あり、池あり(遊んで池という名前でしたw)、冒険広場ありで、子どもが遊ぶにはもってこいのところでした。




ただし、当然のごとくこの時期川は立ち入り禁止状態。そりゃそうだ。

広い場内、見渡す限り雪だらけでしたが、子ども達は延々雪かきをしたり、雪を頭から被ったりして本当に楽しかったそうです。

子どもと一緒の北海道旅行。まずは一番に寒さを心配していましたが、子どもは雪ではしゃいで動き回るので、以外に大丈夫でした。ジャンパーの下にベストを着せていたのですが、逆に暑くて汗ばむくらい。

こんなに雪で喜んでもらえて、来てよかったな。以上、冬の北海道旅行☆苫小牧でバンガロー泊のレポでした。次回、登別観光のレポに続きます。よかったらまたお付き合いくださいね(^^)




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