私は、それはもうコーヒーが大好きなんですが、特にキャンプで飲む一杯は格別ですよね。そこで今日は、キャンプでおいしいコーヒーを飲むためにできることをご紹介できたらいいなと思います。
美味しいコーヒーを飲むために
シチュエーションにヒントが
シチュエーションにヒントが
今までに一番おいしいと思ったコーヒー、それはどんなシチュエーションでしたか?
恥ずかしながら私が今までで一番おいしく感じたコーヒーは、スーパーで買った安売りの豆で、しかもたった一人で飲んだものでした。それでも、スペシャルなことが一つだけあったとすれば、それはシチュエーション。
そのときは12月の真冬の朝、寒さにかじかむ手を温めてくれるのは両手にいただいたコーヒーカップ…という状況でした。そのコーヒーを一口すすると、たとえではなく本当に胸がジーンとして最高に美味しく感じられたんです!写真はその朝の一枚です。
伊勢志摩エバーグレイズにて
そのことがきっかけで、外で飲むコーヒーに目覚めました。普段は「寒いの苦手、朝の早起きしたくない」ぐうたらものですが、コーヒーのためだったら話は別です(笑)冬の早朝が私にとってのベストシチュエーションになりました。
みなさんも、美味しいコーヒーを飲むために、素敵なシチュエーションを用意することをぜひ忘れないでくださいね。
準備が楽しい
多いときは月2回のペースでキャンプを決行している我が家ですが、次のキャンプはわけあって少し空いた4月になりそう。春になったらお花見キャンプをするのを心待ちにしているのですが、待っている間もどんなことをしようか何を食べようかと案外楽しめますよね。
昨日、近所でひいきにさせて頂いているコーヒーショップで、期間限定の豆を発見。《HANA…爽やかでフルーティーな酸味が味わえるブレンドコーヒー。》パッケージも春らしいピンクで、これはお花見キャンプにぴったりでは!?と迷わず購入。
次のキャンプに向けてスタンバイ
さらに今、コーヒーのお供にチョコは定番だけれど、お花見に合わせてコーヒーにマッチする和菓子を検討中。いろいろとキャンプ当日まで妄想をふくらませることも、コーヒーの美味しさをアップさせてくれる気がします。
ひと手間かければ
なお美味しい
普段は定番カリタの電動コーヒーミル『ナイスカットミル』さんが大活躍の我が家ですが、ことキャンプのときにかけては、ハリオの手動『セラミックコーヒーミル・スケルトン』くんの出番です。
「なぜか」、お店でプロにいれてもらったコーヒーよりも、しんどい思いをして自分でゴリゴリ豆を挽いたり、わざわざ火をおこしてお湯を沸かしたりしてできあがったコーヒーの方が美味しく感じられる、そんな経験ありませんか?
でもそれは「なぜか」というより「当たり前に」なんです。脳科学の見地からいうと、ヒトの脳の快感の報酬系は、報酬の絶対値ではなく【今までとの差分】に反応するそうです。
つまり…
『安全な場所(屋内)よりも、未知で危険な場所(屋外)での食事の方が差分の報酬が大きい』『大変な思いをして着いた場所での食事、手間暇かけた食事は、大きな差分の報酬になる』
『安全な場所(屋内)よりも、未知で危険な場所(屋外)での食事の方が差分の報酬が大きい』『大変な思いをして着いた場所での食事、手間暇かけた食事は、大きな差分の報酬になる』
キャンプで至福の一杯に出会うために私たちができるたった一つのこと、それは手間ひまかけて苦労する、ということなのかもしれませんね。
コーヒーは、パリのカフェで飲むのが一番!と、ちょっぴり気取ったフランス人の友人も、一度山で手動コーヒーミルをゴリゴリしてみれば「セ ボン!」とたちまちアウトドアの魅力に目覚めてしまうかもしれませんね。いや、そんなフランス人の友だちいてないけど!
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