2018年5月1日火曜日

小3男子の特効薬☆デュエル・マスターズをご存知ですか!?

こんにちは。突然ですが、デュエル・マスターズというカードゲームをご存知ですか?

小3の息子がいる我が家。このバトルタイプのカードゲームを仲のよいお友だちから教えてもらって早1ヶ月。今ではその魅力にすっかりハマっています。

バトルタイプのカードゲームの歴史は浅く、アラフォー世代の私には馴染みが薄いせいか「なんとなく教育上よくないもの」というイメージがあったのですが…。実際に息子きんとんがデュエル・マスターズを初めてから、母親の私から見て悪い面よりも寧ろいい面が多く感じられたんです!

今回は、母さん目線で気づいたカードゲームのよいところ・逆に気になるところを思いつくままにぶちまけてみたいと思います!!よかったら聞いて頂けるとうれしいです(^^)


インドア派小3男子が
デュエル・マスターズをはじめてよかった点




あくまで個人としての感想ですが、小3の息子がカードゲームを始めてよかったと思う点を、具体的にあげるとこんな感じです。

☆漢字にほとんど興味がなかった息子が、カードに書いてある字の意味を知りたいがために、漢字辞典を引くようになった!

☆本を全く読まなかった息子が、デュエル・マスターズ(長いので、以下デュエマと略させて頂きますね)関連の本(漫画)を読むようになった!





☆3年以上英語を習っているにも関わらず、家では一切英語を話さなかった息子が、急に訳の分からない英語ばかりしゃべりだすようになった!「クリーチャー!バトルゾーン!ターン!プレイヤー!スピードアタッカー!ブレイカー!シールド!トリガー!デッキ!」←なんのこっちゃ!!

☆「この問題集を1冊終わらせたらご褒美にカードを買ってあげる」と約束したら、3日ほど毎日2時間くらい集中して問題を解きまくって終わらせた!(このご褒美制は賛否両論かもですが…汗)

☆物心ついたときから爪を噛む癖があって、やめさせることを諦めていたのですが、試しに「1週間爪を噛まなかったら、カードを買ってあげる」と約束したら、ピタリと噛まなくなった!(ご褒美制は、…以下略・汗)

などなど、母親の私にとってはたくさんいいことがあったのですが…何より一番うれしかったのは、コレです!

☆1人遊びが好きな息子が、ゲームの対戦相手のお友だちを見つけるために積極的になった!

☆1ゲームおよそ30分の間、対戦相手のお友だちとルールの確認をしたり、お互いのカードを見合ったりして、たくさんコミュニケーションをとっている!

ということで、このデュエマは「勉強しない・人の目を気にしない(爪噛みなど)・会話しない」という、小3男子の「3ない」(我が子限定ですが…汗)に効く特効薬でした!!

ただもう単純に、このゲームが面白いんでしょうね、きっと。だからこそ何にでも効くオロナインみたいな効果を発揮しているんだと思います。




デュエル・マスターズとは!
ざっくりまとめると、どんなゲーム?




さてさて、これほどまでにうちの小3男子を夢中にさせるデュエマとは、一体どんなゲームなのか!?気になるのが親心です。

実は私もよく分かっていないのですが、デュエマはバトルタイプのカードゲーム。トレーディングカードゲームとも言います。トレーディングカード略して「トレカ」は、「どんなものかは詳しく分からなくても聞いたことはある」という方も多いのではないでしょうか。





アラフォー世代の私が子どもだった頃は、流行っていなかったと記憶しています。80年代、弟や周りの小学生男子達は、こぞってビックリマンシールを集めていたのが懐かしいです。あとはガムラツイストなんてシールもありましたね。「男子はコレクション好きが多いな~」と思っていました。

そこからときは流れて90年代。彗星のように現れたのが、このカードゲーム。「ポケモンカードゲーム」「遊戯王OCG」など、この辺りは有名だと思います。デュエマはその中の1つに入ります。

昔の子どもがビックリマンシールを集めていたように、今の子どもはカードを集めているんでしょうね。1枚1枚に魅力的なキャラクターのイラストとその特性が書かれていて見ているだけでも楽しいです。

(ちなみに、昔のビックリマンシールはシール目当てでお菓子を捨てる子どもが出てきて問題になったりしましたが、今のカードは5枚セットで1袋150円程度で販売されています。)

このカードを、40枚ほど集めてデッキと呼ばれる束を作り、それを持ち寄り2人以上で対戦するそうです。子どもの様子を見ていると、まずは40枚のカードのうち、5枚を横1列に並べるところからスタート。残りのカードの山札から、対戦相手と交互に1枚ずつカードを出し合って、そのカードの特性を生かしてバトルする…という感じでした。




バトルバトルと言うけれど、
どんなルールで戦うの?



のっけからなんですが、ルールは煩雑なので省略します!!(汗)

ただ、将棋が好きな息子きんとんはドはまりしました。将棋のように、それぞれの駒の特性を生かしながらルールに従って対戦するゲームが好きなお子さんには、このカードゲームはお勧めです。

しかし、駒の種類が少ない将棋と違って、カードのキャラクターは無数にいます。キャラクターごとに属性はある程度ざっくりと分けられてはいるのですが、細かい特性やルールが1人1人異なるのがミソ。

だから、バトルで1枚カードを出すたびに、皆で頭を突き付け合って「あ~でもないこ~でもない」とカードに書かれたキャラクターの特性を確認しあうことが多いです。それがこのゲームの難しさでもあり面白さでもあるのだと、勝手に思っています(^^)

気になるカードのキャラクターなんですが、イラストがギャグテイスト・シュール系からかっこいいドラゴン系、かわいい女の子系などいろいろあって、種類が豊富で面白いな~と思います。




男子の好物ドラゴン



こんな娘さん達のカードもあります



興味をもたれた方は、こちらのデュエル・マスターズ公式ホームページをご覧ください。
経験者はみんな口をそろえて言いますが「やらないと分からないよ」だそうです。習うより慣れろですね。私も試しに息子とやってみたのですが、ホントその通りだと思いました。

繰り返しますが、遊び方自体は簡単なんです!基本1枚ずつカードを出し合うだけですからね。ただし、くどいようですが「カード1枚1枚に書かれた細かい特性やルールの確認が難しい!」その一言につきると思います。

そういうのが好き、もう大好き!というお子さんにはたまらないゲームと言えるのではないでしょうか(;^_^A



お金はどのくらいかかるの?




このゲームで遊ぶ(対戦する)ために最低限必要なカードは40枚。5枚でおよそ150円なので、初期費用に1200円程度かかる計算になります。しかし、まずは自分で揃えずに友だちからカードを借りるパターンが多いです。だから、「ちょっとやってみたい」「たまにだけ、遊んでいる(バトルしている)友だちの仲間に入りたい」程度なら実質無料でお金をかけずに遊ぶことは可能です。

そもそも、デュエマ人口はちょっと少ないらしく、やっている子は「やりたい」「興味がある」という子を探しています。だから大抵の子は、喜んで初心者の子にカードを貸してくれることが多いです。

ただし、この後カード沼にハマる子はお金がどんどん必要になる危険があります(汗)「めっちゃ気に入ったから自分のカードが欲しい!」「強いカードで勝ちたい!」「コレクションしたくなった!」…はい、これは我が子のパターンです(汗)

とりあえず、我が家は息子のカード欲を利用して勉強の楽しさの方へと導けたらいいな…(言い方)と思い、「ここまで勉強できたらこのくらいカードを買ってもよい」というご褒美制をとっています。それぞれのご家庭の価値観により、賛否はあるかとは思いますが個人的には「息子の欲と母の思惑はWINWINの関係にある」と感じています。

あとは、「めっちゃ欲しいものがあるから、それを手に入れるために頑張る!」でも、「頑張らないと手に入らない、手に入るまで我慢も必要!」ということを学ぶためにも、前借はなしということにしています(;^_^A

しかし…すっかりカード沼にハマってしまった息子きんとん。これから彼がカードにどれくらいのお金をつぎ込むことになるのか…教えて!神様!




ここが心配
トレカの誘惑




さて、ここまでデュエマのいいことばかり書いて来ましたが、ちょっぴり不安なこともあります。それはなんと言ってもお友だちとのトラブル。

「強いレアカードを上級生のお兄ちゃんに貸したらずっと返してもらえない」
「いつの間にか大切なカードがなくなっていた」

とか、そういうもろもろのトラブルは、やっぱり聞くところによると少なからずあるそうです。

年長の子が年少の子のカードを…なんて話を聞くと胸が痛みます…。また、わざとじゃなくても、小学生の男子が何人か集まって小さいカードを並べて遊べば、そりゃ何かなくなってもおかしくないですよね(汗)

息子のきんとんは、まだ日が浅く特定のお友だちとしか遊んでいないので、幸いトラブルに見舞われた・あるいはしてしまったことはないようなのですが…。

ギャング・エイジの始まりと言われる3年生の息子。親から少しずつ離れていって、いろいろな経験を通して学んで行く年頃です。

息子には、どんなにカードが欲しくても決して間違いは起こさない、また、何か間違いがおきないようにカードの管理はしっかりする、など話していきたいと思っています。

トレカの誘惑に負けないように!トレカはあくまで楽しく遊ぶためのツール!というスタンスはしっかり肝に銘じて欲しいです。酒は飲んでも飲まれるな!みたいな感じですかね(汗)

ちなみに、幸いきんとんはお友だちに恵まれていて、カードゲームを通していい感じに社会性を学びつつあるみたいです。

カードゲームの宿命?で、なかなか手に入らないレアカードなるものが当然ありますよね。初心者のきんとんはもちろん持っていないのですが、レアカードを持っている・いないなど、手持ちのカードの強さに差があってもお友だちと楽しく遊べるのかな?

そのあたりを聞いてみると、彼曰く「昔からやっている子は、レアカードたくさん持っているけど、僕と対戦するときは、そのカード使わへん。レアカードですぐに勝ってもおもんないし。」だそうです。

「あとな、強いカードばっかり集めたっても勝たれへんねん!上手な子は、弱いカードでも組み合わせ次第で勝てんねん!」と鼻息を荒くして力説(お友だちの受け売り)していました。

こういう話を聞くと、なんかちょっと安心します(^^)





おまけ




おまけの後日譚です。先日、息子がデュエマに興味があるというお友だちを家に遊びに連れて来た時のこと…。結局、ルールが難しすぎて初心者のきんとんの説明ではその面白さを伝えることができなかったようで、すぐにカードゲームは終わりになってしまいました(汗)

それでその後どうなったかというと…2人できんとんの好きなレゴ遊びに突入していました(汗)

そのお友だちはあまりレゴで遊んだことがなかったそうなんですが、素質があったのかきんとん先生の指導の賜物か、はたしてその両方か…すっかりレゴ遊びにハマってくれたそうですwまた来週もレゴしよう!と約束していました。

1人でレゴをすることが大好きなきんとんが、デュエマを始めたおかげで新しいお友だちを家に連れてくるようになったという、うれしい出来事だったのでした。(結局最終的にはレゴに行きついてしまっていますが…)

こうしてみると、きんとんに限らず主に小3くらいの男子がデュエマにハマるのが分かるような気がします…。ギャング・エイジのはじまりの子ども達の世界に、「仲間を必要とし、かつルールが複雑でコミュニケーションを必要とするカードゲーム」はすうっと馴染む遊びなんだな…と。

息子が、カードゲームを通してお友だちと関わり、いろいろなことを学んでくれたらいいなと思っています。

すっかり話が長くなってしまいましたが、ここまでアラフォー主婦のデュエマへの思いを聞いてくださりありがとうございました!

いつかお子さんの口から「デュエマやってみたい」という言葉を聞いたときなど、チラッとこの話を思い出して頂ければうれしいです(^^)



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