2018年10月19日金曜日

休暇村奥大山・鏡ヶ成キャンプ場☆レポ「標高920m!ブナ原生林に抱かれて…」

9月22日(土)23日(日)に、家族4人で息子のバースデーキャンプを楽しんできました(^^)









今回訪れた先は、鳥取県は奥大山(おくだいせん)にある、鏡ヶ成(かがみがなり)キャンプ場です。標高920m。ブナの原生林に抱かれた、広々として気持ちのよいキャンプ場でしたよ♪

さらにさらに、近くには地元でとれたお野菜がたくさん集まった楽しい道の駅があったり、ブナの森から汲み上げた天然水の温浴施設があったり、ノスタルジックな草原が広がっていたりして…お得感たっぷり!!

そこで、ささやかながら息子の9歳の誕生日を家族でお祝いしたのでした。さわやかな緑に囲まれて、とても心に残るバースデーキャンプになりました。よかったら、レポにお付き合いくださいね(^^)




お買い物ならココ!!




鳥取の奥大山は、奥というだけあって本当に山奥なんです!!市街地から離れているために、近くにスーパーマーケットがありません。お肉などの生鮮食品を忘れても気軽に買いに行けないので要注意です。

神戸から出発した私達家族は、家の近くのスーパーでお肉やバターなどの調味料、飲み物類を購入してからキャンプ地へ向かいました。

しかし!キャンプ場のすぐ近くには、道の駅やお弁当屋さんがあるのです!

お勧めは、道の駅風の家。






地元でとれたお野菜がたくさん並んでいました。おもちやカブトムシも見つけたりして、ほっこりしましたよ。お客さんが多く、皆さん「珍しい野菜があるね~」「安いわ~」と笑顔でお買い物されていました(^^)






ここで私達家族は、とびきり粒が大きくてお安い種無しぶどうをゲットしました。粒が大きいのに、とても甘くてジューシー!!美味しかったです~~。

さらに、道の駅とすぐ目と鼻の先にお弁当屋さんが…。「おべんとうのつるや」さん。お弁当だけでなく、お総菜の種類も豊富で見ているだけで楽しかったです。ここでは、お昼ご飯を購入しました。







すでにハロウィーン用のお菓子が賑やかにディスプレイされていたりして、活気のあるお店でしたよ。こちらもまたお客さんが多く、人気のお店のようなので奥大山に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。お勧めです(^^)




ノスタルジックな草原があったよ!







蒜山の妖怪スイトン発見!

いよいよキャンプ場が近づいて来ました。








ついに到着!!オサレなキャンプセンターです。

私達家族は予定より少し早く到着し、チェックインまで時間があったので、キャンプ場のすぐとなりの芝生広場でのんびりすることにしました。(ここでお弁当も頂きましたよ。)






ご覧ください。思わずため息が出るような景色ではないでしょうか…。小さなお子さんを連れた若いママさんが、夢中になって写真を撮る姿もみられましたよ。分かるわぁ~、分かる!!このどこか懐かしさを感じるオサレな草原!!こんなノスタルジックな景色が好きな女性、多いと思います。

正式名称は芝生広場というらしいのですが、私は、あえて草原と呼びたいです(^^)






父と息子のキャッチボール。






草原の端には、千と千尋の神隠しに出て来そうなトンネルが。







このトンネルを抜けたらどうなっちゃうの??






実はこのトンネルの向こうは、キャンプ場になっていたのでした(^^)

キャンプ場と草原をつなぐこのトンネルもまた、雰囲気がよくて子ども達のお気に入りになりました。


子ども達が設営のお手伝い



ようやくチェックインをすませて、いよいよサイトに突入です!!






今回は、キャンプセンター近くのサイトを案内して頂きました。





我が家のテントはスノーピークのランドロック。大きめなので、設営がちょっぴり手間。お手伝いさんがいると助かります。

ポールを持ってくれている兄のきんとん。





普段はやってくれたりくれなかったりですが、この日は自分から率先してポールを持ってくれました。

カートの組み立てをお手伝いしてくれた娘のダテマキ。







いつになくお手伝いをはりきってくれた子ども達。

極めつけは…






なんと水汲み!!

重いのに、炊事場まで行って水をタンクに汲んで、無事にサイトまで戻って来てくれました(^^)

明らかにいつもよりいい子の子ども達(笑)母さん感激です!!兄きんとんが、前日の9月21日に9歳の誕生日を迎えたので、誕生日マジックが効いていたのかもしれませんね。







テントの中も、この日は明るいうちからシュラフが並べられており…。並々ならぬやる気が感じられます!!

さあ後は、薪を並べて…







忍者の修行をしたりして…

兄妹仲良く遊んでいましたw



お日様の下で
バースデーパーティー♪








きんとん、9才のお誕生日おめでとう。いつも何か手を動かしているきんとん。ピアノやレゴ、指編み、道端のプルタブ集め(←!?)…好きなことにはとことん夢中になるところが素敵だよ。これからも、あなたの「好き」という気持ちを大切にね(^^)

先ほどの道の駅で見つけた、粒の大きなブドウとシフォンケーキでお祝いです♪お日様の下で、家族が笑顔でいられることの幸せを、しみじみと感じたのでした。







ハイ、チーズ♪

まだ9才。もう9才…。いつまで親と一緒にキャンプに着いて来てくれるかな…(^^)







タンポポちゃん。お花があると、やっぱりいいですねぃ。(キャンプ場内で勝手に摘んだのではなく、キャンプ場の外の道端に咲いていたので、ここはひとつセーフというこうとで…汗)




奥大山の天然水
美肌の湯







夕方、休暇村奥大山の大浴場でお湯を頂きました。こちらのお湯は、ブナの森から汲み上げた天然水。美肌の湯です。たしかに、やわらかくて気持ちの良いお湯でした(^^)

お風呂の帰りしも、草原に寄り道。踏むと胞子を飛ばすキノコを見つけてキャーキャーはしゃいだり、モグラが土を掘ったあとを見つけてうろうろしたり…。






やっぱり、この草原よいなぁ~~(^^)子どもだけでなく私も楽しかったです。






寒くもなく暑くもない
秋の夕暮れ







キャンプ場に戻る頃には、少しずつ日が暮れて来て…





炊事場の明かりもつき始めました。

9月のこの時期、神戸だとまだまだ暑いことが多いのですが、奥大山はほどよく涼しくて最高のお天気でした。夏場はブヨが出るそうなんですが、今回は見かけませんでした。

寒くもなく暑くもない秋の夕暮れ。







お風呂上がりのビール!をやりながら(^^)






グツグツと…






お鍋の準備をしているうちに、いつの間にかあたりは暗くなり…





マシュマロを焼いたりしつつ…

楽しい夜は更けていったのでした…。




秘密結社バスタオル
結成!!



翌朝。

やっぱり9月下旬の山の朝は冷えますね。標高920mは伊達ではありません。





朝食は、いつものホットサンド。なんですが。いつもと違うのは、新しいペンドルトンの大判バスタオルに包まれているところですww

キャンプをテーマにしたアニメ「ゆるキャン△」で登場した、秘密結社ブランケットというものがあるのですが、それのマネっこです!アニメでは主人公の女子高生達がブランケットに包まれていたのですが、それがいいなぁ~~と思いまして。

小学生を大判バスタオルに包んでみました!

タオルとはいえ、さすがペンドルトン。肌触りがなめらかで気持ちよく、子ども達に好評でした(^^)







いつも、ホットサンド作りは夫の豆夫さんが担当。ホットコーヒーを飲みながら、家族4人分を作ります。








ホットサンドとスープで体があたたまったら、すぐに撤収です。

帰りたくないよ。








豆夫さんが撤収作業をしている間、子ども達はまたあの草原へ。棒で何かを探しています。何かと思えば、昨日見つけた踏むと胞子が飛び出るキノコを探していたのでした(;^_^A






きっと、また来るって約束するよ。ブナの木さん達、そしてキノコ達よ…。




ブルーベリーソフト




後ろ髪をひかれつつ帰路に着いた私達家族。楽しかったキャンプの締めくくりに、女子力の高い夫、豆夫さんがオサレなカフェに寄ってくれたのです。






カフェテリア・アペゼ。

この辺りはブルーベリーの産地ということで、ブルーベリーのソフトクリームが一押し。






カフェのお庭で頂くこともできます。
あっさりしてとても美味しかったですよ~~。





カフェのお庭でボール遊びもできちゃいます♪




ブルーベリーを蹴って運んでいる小人…ではありませんw

そうして、ブルーベリーのようにさわやかで甘酸っぱい思い出を胸に、私達家族4人は神戸の家へと帰ったのでした。

以上、休暇村奥大山・鏡ヶ成キャンプ場のレポでした。ブナの原生林に抱かれた気持ちの良いキャンプ場で、素敵な思い出をたくさん作ることができました。子ども達も、このキャンプの思い出をずっと覚えていてくれたら、うれしいな。それでは、また(^^)






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2018年10月11日木曜日

さくら街道みぼろ湖畔オートキャンプサイト・レポ☆後編「ちょっぴりオトナな燻製の夜」

岐阜県にある、とても大きなダム湖に面した珍しいキャンプ場、さくら街道みぼろ湖畔オートキャンプサイト!2日目のレポです(^^)

はるばる神戸から岐阜にやって来て、8月17日(金)から19日(日)の3日間滞在した私達家族。中日のこの日は時間に余裕があったため、岐阜の観光名所、高山陣屋を訪れたり、夜は燻製に初チャレンジしたりすることができましたよ。



岐阜のお勧めスポット



キャンプ2日目の朝は、ちょっぴりひんやり気持ちのいい寝覚めでした。このままのんびりしていたいところでしたが、この日はもともと岐阜観光を予定していたので、そうも言ってはいられません。

ホットサンドの朝食をさっとすませ…







洗濯物を干したら…






出発です(^^)

岐阜の観光名所をネットで検索すると、合掌造りの集落がある白川郷か、由緒ある代官所の高山陣屋がまずヒットします。両方訪れることは場所的に難しいので、子ども達にどちらがよいか選んでもらい、今回は陣屋に向かうことになりました。







小3の兄きんとんと、小1の妹ダテマキ。「今から行く陣屋って、代官所だったところなんだよ」と教えても、いまいちピンときていない様子でしたが…






陣屋の中に入ると、大きなお屋敷を探検する感じで喜んで見学していました。






いい感じの囲炉裏があったり…





かまどがあったり…

ついつい食べ物関係ばかりに目が行ってしまいます(;^_^A







あとは、釘隠しの真向き兎がかわいかった!

兎は、子だくさんの象徴で縁起物。また火事から守ってくれる魔除けでもあり、さらに大きな耳で民衆の声を聞くよい治世の象徴でもあるそうです!

この真向き兎が、陣屋の中に150個もあると後で知りましたが、そんなにあるとはびっくりです。







陣屋の他にも、日新木工の本社ショールームやミュージアム飛騨などものぞいて来ましたよ。(岐阜の飛騨高山と言えば、古くから木工製品や家具が有名ですよね。ちなみに高山市の面積の9割以上が森林です。)






日新木工さんの家具はとても洗練されていて、大好き。我が家のダイニングテーブルとチェアも、日新木工さんで製造されたものです(^^)いつかは本社のショールームを訪れてみたいと思っていました。今回夢が叶って、ゆっくりと素敵な家具を愛でることができて、とてもうれしかったです。








ミュージアム飛騨には、珍しい椅子や木彫りのアート作品、木でできた大きなからくり時計などが展示されていました。





郊外にある博物館。広かったです。






この椅子が一番気に入りました(^^)






木彫りのアート。かわいい!






大きな木をモチーフにしたからくり時計。木の時計にはこれまた木で作られた虫がとまっていて、一時間ごとに音楽とともにその虫さん達がゆっくりと動くんです。写真は一応そのからくり時計なんですが…近すぎて何を撮ったのか分からないですね(;^_^A




オサレな酒屋さん発見



観光ついでに、キャンプで飲むお酒を調達。たまたまですが、とても感じのよい酒屋さんを見つけましたよ。その名もカマの酒屋。




ビールが充実!





ビレッジバンガード的な「楽しいもの集めました!」というオーナーさんの心意気が感じられるお店でした(^^)








キャンプ場でまったり




お酒をたんまり買い占めて、明るいうちにキャンプ場に戻りました。








広いキャンプ場で、何もないただ木が生えているだけの空きスペースを自由に散策できます。








遊具など一切ありませんが、なぜかいい感じに丸太が置かれていたりして…。まるでこの上を歩いて下さいと言わんばかりですw






「ママ、手を握っててね~!」





「丸太の上で弾むと、丸太がトランポリンみたいになるね♪」

子ども達は思い思いに遊びます。





ミュージアムのお土産の工作キット。端材をやすりで磨いて、鍋敷きや箸置きなど自分の好きなものを作ることができます。木のぬくもりを感じるのか、特に兄きんとんはずっと飽きずに磨いていました(^^)

一方、大人チームはお酒を飲みながら夕食の準備です♪





私かまぼこ母さんは、飛騨のお酒どぶろくを…!!甘くて衝撃的に飲みやすい!!







夫の豆夫さんはオサレに輸入ビールをプシッといっております。






海鮮のいい匂いが、たまりません。





焼き焼きしている間にサラダも用意します。





お肉もやっちゃいますよ。





本日の焼き肉のタレは、先ほどの楽しい酒屋さんでゲットしたクランベリーベースのBBQソース。燻製風味です。クランベリーの甘酸っぱさと燻製のオトナな香りが絶妙にマッチして、お肉によく合っていました(^^)

最近、キャンプで燻製ってよく耳にするんです。じわじわと流行ってきているのでしょうか??それで気になって、他にも燻製ナッツなど燻製系の商品を購入してみました!ナッツと燻製は相性がいいんですね~~!風味が複雑になってめちゃ美味しかったです!



失敗に終わった初燻製



さらに、今回初めて実際にチーズの燻製にチャレンジしてみましたよ。結果から申しますと、お味はほんのりスモーキーで美味しくなったのですが、まぁちょっと失敗しちゃいました汗

火加減が強すぎて、短時間でチーズが溶けてきたために十分に燻することができなかったのです…。

いいわけですが、もともと燻製するつもりでキャンプに来たわけではなかったので、準備が不十分だったというのもありますね…。実は、ミュージアムの売店で燻製用のチップを見つけて思わず買ってしまったんです。それで、手元にある鍋を使って見切り発車でやってしまったというわけです!!






一応、チップの入っていた袋に簡単な「燻製のつくり方」も同封されていましたw







それを参考に準備したのがこちら…。






こうしてみると、火加減だけが問題ではなく、チップの量も少なかったかな??と思われます…。

あとはあれですね、カマンベールチーズは柔らかいからカットしたらあかん!!汗








これができあがった??チーズの写真です。色もついていないし溶けていますが、お味はほんのり!ほんのりいい香りがついて!ちゃんと美味しかったですよ!?

燻している間「ちゃんと美味しくなるかな~~どんな色になっているかな~~」とワクワクして待っているのが楽しかったです(^^)また次のキャンプでチャレンジして、こんどこそ成功させたいと思います!







子ども達は、焼きマシュマロを楽しみました(^^)

燻製は美味しいけれど、我が家の子ども達にはまだ早かったみたいでした。おかげで「ちょうだいちょうだい」と奪われずに大人だけでゆっくり頂けましたが。

こうして、ちょっぴりオトナな燻製の夜は、まったりと更けていったのでした…。




ふつくしいキャンプ場






翌朝。カップラーメンも…スモーキーチリしょうゆ味、はい、燻製ですw涼しいキャンプ場でスモーキーな麺をすする朝…。とてもよかったです。

帰りは神戸の自宅まで時間がかかるので、早く撤収。名残惜しかったな~~!

ここだけの話ですが、帰りしにとてもうれしいできごとがありました。このキャンプ場は、基本ゴミ持ち帰りのキャンプ場なのですが、管理人さんのご好意で持ち帰らずに置かせて頂くことができたのです…。

キャンプ場内に「連泊の方はゴミの始末ご相談ください」と案内があったのですが、実は連泊以外の皆さんも声がけしてゴミを置かせて頂いていたようでした。

予約するときに公式ホームページには「ゴミ持ち帰り」とあり、ゴミのことは覚悟して来たので、とてもうれしかったです!

※ただし、今後も毎回このようにゴミを置かせて頂けるかどうかは分かりませんので、ご了承くださいm(__)m

今思えば、このキャンプ場…ロケーションはよいのにサイトに空きがポツポツあったのは、もしかしたらこの「ゴミ持ち帰り」の部分がネックになっていたのかもしれませんね。でも、それでもいい!という志を持ったキャンパーさんばかりが集まるキャンプ場だからでしょうか?私達の滞在中におられた利用者の皆さんが、マナーを守って楽しんでらっしゃる良識的な方ばかりで、気持ちよく過ごすことができました。

今回訪れた、さくら街道みぼろオートキャンプサイトは、たくさんの木々に囲まれた、心落ち着くとても素敵なところでした。湖もとてもふつくしかったのですが、景色のみならず、人の心もふつくしく…私の心のふるさとになりましたよ。ぜひまた家族で訪れたいと思います!!






それでは、また(^^)




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